武器・ガジェット/プロフェッショナル参照。
プロフェッショナルのサイドアームの中では連射速度が一番低い。 しかしその分装弾数は比較的多く、高威力、反動も制御しやすい。 低い連射速度も相まって高い安定性を誇り、マシンピストルの中では高い性能を持っている。
TEC-9(KG-99、TEC-DC9、AB-10とも呼称される)はスウェーデンのインターダイナミック ABが、 同社が80年代初頭に設計したオープンボルト方式短機関銃「MP-9(KG-9とも呼称される)」を基に、 前社の後継会社であるイントラテック社が民間用として1982年に再設計、販売した自動拳銃である。 MP-9およびKG-99はオープンボルト方式を採用していた為にフルオートへの違法改造が非常に容易で、なおかつ安価であった事から、 販売当初の82年からギャングの犯罪に用いられる様になり、KG-99及びイントラテック社は負のイメージが付いてしまった。
そのイメージ払拭の為、フルオート化を困難にした作動機構や照準器のデザイン変更といったマイナーチェンジを行ったモデル「TEC-9」が85年に発売される。 とはいえ一回付いた負のイメージは消えないどころか、前述の作動機構もフルオートへの違法改造が行える事には変わりなく、安価である事も変わらなかった。 そしてTEC-9もギャングの犯罪や若者の銃乱射事件に用いられる様になり、90年にイントラテック社は法的機関から規制対象として名指しされ、「TEC-9」の名称が使用禁止となる。
90年にイントラテック社はこの問題に対し、TEC-9の名称を「TEC-DC9」に変更する事で対処し、再び販売を開始。 TEC-9はギャングの犯罪や若者の銃乱射事件等によりいっそう用いられる様になってしまい、94年には「TEC-DC9」の名称も使用禁止となる。 イントラテック社はこの問題に対し、設計の更なる変更を施したマイナーチェンジモデル「AB-10」を販売するも、 ギャングの犯罪や若者の銃乱射事件に用いられる状況はまるで変わらず、2001年にイントラテック社は倒産。TEC-9シリーズの生産も終了した。
今作に登場しているモデルは85年から90年まで製造された「TEC-9」である。 登場を果たしたのも、「ギャングが犯罪で用いる銃」というイメージが未だに根強いからであろう。
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