武器・ガジェット/オペレーター参照。
正式名称はピエトロ・ベレッタ92。1970年代より同社のM1951をベースに開発が始まり、1975年に完成。 ベレッタ社の拳銃に多く見られるスライド上部が大きく切り裂かれたデザインにより、スライドが軽量で射撃の反動が抑えられ、かつ排莢不良が少ないのが特徴。 セフティはデコッキングレバーを兼ねており、セフティを掛けることでハンマーをハーフコック位置に安全に落とすことが出来る。 また、セフティが左右どちらからでも操作でき、マガジンキャッチも差し替えにより左右対応出来るため、左利きでも比較的扱いやすいという当時としては珍しい特長を持つ。
1978年に92は米軍のM1911の後継トライアルに参加。P226等の多くのライバルを下し、1985年に米軍に「M9」として正式採用された。 米軍の正式採用とほぼ同時期に、ロサンゼルス市警も旧式のS&W製回転式拳銃の後継として92を正式採用。2002年からはグロックシリーズと共に使用されている。
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