武器・ガジェット/プロフェッショナル参照。
TEC-9はインターダイナミック ABが設計したMP-9を基に前社の後身であるイントラテックが再設計、販売した自動拳銃である。 TEC-9の祖先はMP-9という短機関銃で、それをセミオートオンリーの自動拳銃扱いで民間販売したのがKG-9。 ただこのKG-9、安価な上MP-9の動作方式そのままにセミオート化しただけであったためフルオートへの違法改造が容易で、1980年代にはギャングの暴行や犯罪に頻繁に用いられたことにより負のイメージがついてしまった。 そのイメージ払拭のために、作動機構に手を加えフルオート化を困難にしたものがTEC-9。そのため実銃は本作のようなフルオートは出来ない。 とはいえ一回ついた負のイメージは消えないどころか、法的機関から規制対象として名指しされるわ、変わらず安価であるため犯罪に使われやすくさらにイメージが悪くなるわ、そのイメージからさらに目の敵にされるわ……と負のスパイラルは止まらず、結局製造元の会社が倒産して生産は終了した。 今作に登場を果たしたのも「犯罪絡みの銃」というイメージが未だに根強いからであろう。
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